未経験でも働きやすい医療事務の仕事
働くのに特別資格を必要としない医療事務の仕事は人気の職業の一つです。業務領域は広く、病院の受付対応や診察費用を請求するレセプト業務など正確性を要する業務もたくさんあります。医師や看護師だけが注目されやすい病院ですが、医療事務の担当者なしには回っていかないのが実務の現状です。
医療事務として働くメリット
病院やクリニックならどこでも働ける
病院のない地域はほとんどなく、全国どこへ行っても職場探しに困ることがありません。住む場所が変わろうと同じ業種の仕事を続けられることは一つの安心になります。場所がうまく見つかれば自宅から徒歩圏内のところで働くスタイルも採用できます。介護や育児などで休憩時間に自宅に戻ることが可能です。
しっかりとした接客スキルが評価される
病院の受付で仕事をする医療事務は、病院の顔となる仕事です。特に何か症状を抱えた患者さんがやってくる病院は、笑顔での対応や行き届いた心配りが求められます。医療事務でそのスキルがあるとみなされると、接客業でお客様対応力があるとされ、後々キャリアチェンジを望む際にも有利に働きます。
勤務する時間帯を選べることが多い
多くの病院が午前と午後に診療時間が分かれており、間の休憩時間も長いです。勤務する病院と相談にはなりますが、午前中だけの勤務などもできるケースが多いです。反対にお昼の休憩が長く、夕方から夜に開院しているところでは、お昼に用事を済ませてから改めて夕方に仕事に戻ることが可能です。
医療事務の仕事のやりがいとは
多くの患者さんが一度だけではなく複数回来院され、少しずつ快方に向かう過程を見ることができます。患者さんからの感謝の言葉は何よりも嬉しいものです。特に入院施設のある病院で働くと、元気になって退院していく患者さんの姿を目の当たりにするので医療系の仕事に携わっている一番の感動を得ることができます。
医療事務と一般事務の業務内容を比較
一般事務の方が仕事内容が多岐にわたる
医療事務は受付業務やレセプト業務などある程度絞り込まれているのに対して、一般事務は電話応対や契約書作成など働く会社によって業務内容に差があります。勤める前に想定される業務を聞いておくと安心です。
接客をしなくても済む一般事務がある
一般事務として会社に勤めても、電話応対も受付業務もない場合は、お客様と直接かかわらずに業務出来ることもあります。医療事務は受付業務が大きな担務の一つとなるため、接客に携わることは必須となります。
柔軟性の高い医療事務のお仕事にトライしてみる
医療事務の勤務先
病院やクリニックであればどこでも勤務できる可能性があるのはありがたい職業です。住宅街の開業医や駅ビルのクリニックなど立地も勤務時間も様々です。内科や歯科などの専門としている内容ももちろんですが、勤務時間や立地を優先して選んでも十分勤務場所を探すことができます。具体的な求人が出ていなくても、病院に直接電話してみると、募集していることもあります。
株式会社 ニチイ学館
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